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ヤバくない!20代新卒が次を決めずに退職するときのオススメ解決策

ヤバくない!20代新卒が次を決めずに退職するときのオススメ解決策

退職を考えた時、まずは「次の転職先をどうしようか」と考えますよね。

それ、ストップ!です。

もちろん、生活をしていくにはお金が必要なので働くことは必須です。

しかしながら、こういった場合「早く辞めたい」という気持ちが先行してしまい

次の仕事でも同じような原因で悩んでしまうというケースが後を絶ちません。

 

そこで今回の記事では、「ヤバくない!20代新卒が次を決めずに退職するときのオススメ解決策 」をお届けいたします。

リスクと天秤にかけていく必要がありますが、この記事では次を決めずに退職することが「ヤバくない!」理由とリスクを解決する策をお伝えします。

 

退職したら即転職という固定観念を無くしましょう。

 

なぜ、次を決めずに退職するのがヤバくないのか?

第二新卒は転職市場で有利だから

日本は超少子高齢社会です。労働力が不足している現状はなんとなく認識している人も多いのではないでしょうか。

更に日本の会社は、約368万社あると言われています。(総務統計局調べ,2023)

そんな中で、第二新卒という貴重な人材が職を見つけることは難しくありません。

もちろん、理想や条件がある中で「なんでもいい訳じゃないんだよ!」という意見もあると思いますが、これくらいの心意気でキャリアと向き合っていいのではと思います。

一度、退職後にブランクがあるからといって大きな問題にはなりません。

空白期間の有無が問題ではないから

退職した後にすぐに転職したから良い、退職した後にブランクがあるから悪い…という時代でもありません。

大切なのは、「何を考え、何がしたくて、どう行動したのか」です。

空白期間を気にして、焦った転職活動をするくらいなら時間と金銭の許す限り、

じっくりと自分のキャリアと向き合うべきだと思います。

多少リスクはあったとしても、それだけの価値が第二新卒の転職活動にはあると筆者は思います。

20代新卒が次を決めずに退職するメリット3選

1.じっくり次のキャリアを考えられる

多くの新卒20代は、平日5日×8時間ほど働いており残業もあったりと忙しい毎日を過ごしているのでは無いでしょうか。 家に帰って、食事・入浴・睡眠をするだけでも精一杯で転職サイトを見る元気も無い。 急に自己分析なんていわれても自分が分からなくなってきた…。 というような状態に陥りがちです。

そんな状態で転職活動をするのは、質の良い転職活動とは言えません。

下手すると、前よりも辛い環境に身を置くことになるかもしれません。

そんなリスクより、時間をたっぷりとって存分に自分と向き合い、 大学時代とは違って一度社会に出た経験のある自分として就職活動にフルコミットすることができるメリットがあります。

インターンやアルバイト等もできますし、様々な角度から丁寧に自分と向き合ってみましょう。

2.時間的余裕ができる

社会人生活はとにかく時間が足りないですよね…。 筆者も、自分で自分のことを「限界OL」と自虐しながら 疲労のあまりメイクを落とさず寝てしまったり、土曜日に大量の洗濯物を片づけたりしていました…。

次を決めずに退職すると、一気に時間的余裕が生まれます。

多忙のあまり、乱雑になっていた生活を一度すっきりと整えて、 旅行に行くもよし、先送りにしていたタスクを片づけるもよし、ずっとやってみたかった習い事をやるのもよし。 好きに過ごしてみることができます。

心に余裕を取り戻すことで、次のキャリアに良い影響をもたらすことができるかもしれません。

3.選択肢が広がる

会社員は、周辺環境も自分の視野も「会社員視点」になりがちです。 自分のキャリアを考える日々というよりは、明日のタスクにどう取り組むか…といったことに頭を使う日々です。

しかし、次を決めずに退職すると多様な選択肢が自分にとって「あり得るもの」になります。「アルバイト」でも「学生」でも「起業」でも「フリーランス」でも多様な働き方があるのです。

これまでは視野に入っていなかった選択肢を「あり得るもの」として認識することでこれまでより広い視野で次のキャリアを決めることができます。

20代新卒が次を決めずに退職するデメリット3選

1.金銭的リスク

次を決めずに退職すると、当たり前ですが収入がゼロになります。

減っていく一方の貯金口座を見るのは、なかなか不安になります。

早くアルバイトをして生活していかなければ…と焦る気持ちが出てしまう所ですが、 ここで解決策として挙がるのが「失業給付」です。

「でも失業保険って数日しか貰えないんでしょ?」と不安な方へ 解決策を後述します。

2.無職という肩書き

アンケートや会員登録でこれまでは、何の躊躇もなく「会社員」という項目に〇をつけていたのに次を決めずに退職すると「無職」という項目になります。

〇をつけるときに、なんとも「グ…!」という躊躇いが出ます(笑)

しかし、これは余計なプライドですし気にせずにいましょう。

これも、後半にてご紹介する解決策で解消することができます。

3.暇

メリットの方で「時間的余裕ができる」というのを挙げましたが、表裏一体で言い方を変えるとかなり「暇」です。

特に、地元や親元を離れて一人暮らしをしている方の場合、これまでは働きに出ていた時間帯に何も用事が無いうえに、周囲に人がいない状況が勃発します。

下手すると、「今日誰とも話していない…」なんてこともザラです。

そんな時間をどう捉えるのか、といった所ですが極端に孤独に耐えられない方は余計に精神的につらいかもしれません。

20代新卒が次を決めずに退職するときのオススメ解決策

職業訓練校に通う

職業訓練校とは、公的なハローワークが運営している求職者のための制度です。

様々なジャンルの中から、自分が目指すキャリアのためのスキルを無料で(!)学ぶことができます。(テキスト代は自己負担)

 

学べるジャンルの一例を記載します。

科目 Webデザイン、エンジニア、調理師、栄養士、医療事務、自動車整備、パソコンスキル、造園、建築、介護など

かなり幅広い選択肢があります。

 

職業訓練校に通うメリットは主に下記3つです。

  • 新しいスキルを身に着けられる
  • 失業給付金の期間が伸びる
  • 学生という状態

 

中途採用で受けるにはスキルが足りないし、新卒では無いし…というなんとももどかしい第二新卒

そんな第二新卒だからこそ、一度退職したタイミングで職業訓練校に通い、新たなスキルを身に着けたうえで転職活動をすることがおすすめです。

新しいスキルを学んでいた期間であることを面接でもアピールできれば、無職期間だなんて思われません。

 

また、職業訓練校に通っている期間中は、「失業保険の給付期間が延長になる」というメリットもあるので生活ができない…といった不安にさいなまれることがありません。 とはいえ、会社員時代ほどの収入は無いのでしっかり自己管理しましょう。

 

さらに一応、職業訓練校の「学生」となりますので アンケートや会員登録で「無職」に〇をつけることに抵抗のある人は 逃げ道ができます。(嘘ではないですからね)

 

 

職業訓練校の詳細についての詳細は、お住いの地域のサイトを確認してみてください。

職業訓練公式サイト参考】

 

職業訓練校の注意点

12か月以上雇用保険がないと失業給付金が受けられない

これは、「失業給付」を受けながら職業訓練を受講する場合です。

「離職した日以前2年間に被保険者期間が通算満12か月以上あること」が給付の条件となりますので、これを満たしていない場合は収入面が少し辛いかもしれません。

 

※上記を満たしていない場合は、教育訓練給付金の申請をすることで月10万円の受給をしながら通うことができます。こちらは、条件がさらに厳しいのでハローワークに問い合わせてみましょう。

 

ハローワークへの相談は早めに

職業訓練校は、「求職者」のための制度なので誰でも受講できるわけではありません。 事前にハローワークに求職相談を行っている必要があります。

さらに、職業訓練の募集は常時行っているわけではなくその地域によって、「〇月開講」などがあります。

応募に乗り遅れないように、ハローワークに早めに相談しておくと良いでしょう。

 

筆者の場合は、在職中の有休消化期間にハローワークへ行き「Web業界に転職したくて、職業訓練校に通って求職活動がしたい」と相談しました。 開校の1か月前だったので結構ギリギリでした。 是非、参考までに…。

 

まとめ

ヤバくない!20代新卒が次を決めずに退職するときのオススメ解決策 まとめ

さて、今回の記事では「ヤバくない!20代新卒が次を決めずに退職するときのオススメ解決策 」をお届けしました。

次を決めずに退職することには、メリット・デメリット両側面ありますがそれらを考慮したうえで自分にとって最善の選択をできると良いですね。

 

デメリットを打ち消す解決策として「職業訓練校」の活用についても書かせていただきました。

筆者自身がこの選択をしていますが、本当に良かったと思っていますので是非参考になるとうれしいです。

 

 

職業訓練校の面接や概要について気になる方は下記の記事もチェックしてみてください。

 

ichi-web-blog.hatenablog.com

 

 

ichi-web-blog.hatenablog.com

 

【合格】WEBデザイナー職業訓練校の面接を徹底解説

【合格】WEBデザイナー職業訓練校の面接を徹底解説

第二新卒】WEB NOTEです。

社会人2年目にして会社を退職し、

WEB人材として活躍することを目指し職業訓練校に通う筆者が、

同世代はもちろんのこと、未経験だけどWEB業界に転身したいすべての方向けに記事をお届けいたします。

 

今回は「【合格】WEBデザイナー職業訓練校の面接を徹底解説」というテーマでお届けします。

実際の体験談ベースとなっておりますので、参考にして頂ければと思います。

 

職業訓練校の面接当日の流れ

面接当日は、事前に伝えられた時間に会場へ出向いて行われます。

10分前には到着できるよう、余裕を持つと良いでしょう。

所要時間は20分ほどで、筆者は下記のようなスケジュールでした。

 

10:30

適性検査

10:40

面接

 

では、次の項目から「適正検査」「面接」それぞれを詳しく見ていきます。

 

適性検査

会場に到着すると、まず個室に通されました。

事前に説明会で聞いていた通り、パソコンの適性検査がここで行われます…!

制限時間2分でその場で出された文章を打つよう指示を受けました。

内容としては、「プログラミング言語1行と10行ほどの日本語の文章ひと段落」です。

私は完全にWEB関連は未経験だったので、プログラミング言語を見た瞬間「げ…!これも打つの…?」と焦りました。

質問は受け付けないで通しているようで、こちらの様相は気に留めずタイマーをスタートされました(笑)

プログラミング言語の列を飛ばして、日本語の文章を少しでも多く打つか

素直にできる所までやってみるか…迷った挙句、プログラミング言語から必死にタイピングしてみました!

結果、プログラミング言語1行と日本語3行くらいを打ちました。

 

タイマーが鳴ると、担当者からの指示でそのファイルをフォルダに保存するよう言われます。そこも実は検査なんですよね。

既に出来る人が多いとは思いますが、フォルダへの保存はできるようにしておいた方がいいでしょう。

タイピングは、素直にできる所までやれば問題ありません。

 

職業訓練校の面接で聞かれたこと【質問内容】

事前に提出している応募用紙を見ながら面接官2名が質問をしてきます。

私の時は下記のような質問でした。

  1. なぜこのコースの受講を希望するのか?
  2. どんなことを学びたいか?
  3. 何かWEBのアプリやソフトウェアを使ったことはあるか?
  4. 具体的にどんなアプリやソフトウェアをつかえるようになりたい?
  5. コースを受けた後、どうするつもりか?
  6. これまでの就職活動
  7. 欠席せずに通うことに懸念点はありますか?

次の項目で、それぞれの回答例を見ていきます。

 

職業訓練校の面接で聞かれたこと【回答例】

あくまでも筆者の回答例なので、参考程度にご覧ください。

 

なぜこのコースの受講を希望するのか?

WEBデザイナーとして就職したいと考えているためです。

そのためにポートフォリオを作成したいと独学で勉強をしておりましたが

学ぶべき幅が広いWEB業界の知識を網羅することは非常に難しく

このコースで「SEO」「HTML/CSS」など総合的に学びたいと思っております。

 

何かWEBのアプリやソフトウェアを使ったことはあるか?

WordPressでホームページを作成してみたいと思い、開設してみましたが

カスタマイズ等が難しく放置してしまっています。

そのあたりもこのコースで学びながら進めていきたいと思っています。

 

具体的にどんなアプリやソフトウェアをつかえるようになりたい?

Photoshop」や「WordPress」を使えるようになりたいです。

そのほか、WEB業界で使用される今は知らないアプリやソフトウェアについても学びたいです。

 

コースを受けた後、どうするつもりか?

制作会社・広告会社にWEBデザイナーとして入社できるように就職活動をしていきたいと思っています。そのほか、事業会社のWEB担当者あども視野に入れていきます。

このコースを受講する中で見えてくることもあると思いますので、そこも学びながら相談させていただきたいと思っています。

 

これまでの就職活動

直前まで在職しておりましたので、これからになります。

気になる企業のホームページをチェックして情報収集するなど、できることから始めています。

 

欠席せずに通うことに懸念点はありますか?

コースが始まる頃には退職しておりますので懸念はございません。

 

 

職業訓練校の面接、服装は?

結論、「オフィスカジュアル」で行けば問題ないでしょう。

 

筆者の場合、ハローワークの担当者からは「普通の面接だと思ってリクルートスーツを着ていくのが良いと思います」と言われました。

 

しかしながら、説明会で事前に訓練校に行ったときの様子から違和感を感じたので

インターネット上で体験談を漁ってみた結果、

「オフィスカジュアルくらいがちょうど良い」という判断に行きつき、ジャケットを羽織って行きました。

それでも、当日見かけた人たちの中ではかなりフォーマルな方でした。

THE私服の人もいましたし、会場によるのかもしれないので、

最低限のマナーを守り、適切な服装で行けば問題ないです。

 

なお、髪型についても特に規定はありません。

筆者はインナーカラーが入っていますが大丈夫でした。

 

職業訓練校(WEBデザイナー)の倍率

職業訓練校のWEBデザイナー講座は非常に人気があり、2-4倍だと言われています。

筆者の時がどうだったかは聞いておりませんが、

本来1日で行う面接日程が2日に分けられていたので相当な人数が応募したことが想定できます。

十分に対策して、合格を勝ち取りましょう。

 

職業訓練校(WEBデザイナー)が求める人材の特徴

 

就職意欲がある

この「職業訓練校」という仕組み自体「求職者を支援する制度」として存在しています。そのため、「就職をしたいという意志のもと活動していること」が前提条件となります。職業訓練校自体も、一人でも多くの就職を成功させたいと考えています。

ですので「就職に対して積極的である姿勢」は、面接でも見せることができたらプラスに働くでしょう。

 

WEB業界に挑戦したい意思がある

「少しWEB業界気になるかも~」程度ではなく、「次はWEB業界に転職したい」という程度の意思は必要になります。

コースが始まってからそれぞれ自己紹介する場面があるのですが、

そこで聞いている限りでは、全員WEB業界への挑戦にしっかりとした意思があるのを感じました。

本当にWEB業界を目指したいのか、ぜひ自己分析してみてくださいね!

 

ある程度PCを使用できるスキルがある

これは適性検査である程度見られるのですが、「滞りなくタイピングができるか」「フォルダの保存などが行えるか」程度になります。

難しいアプリやソフトウェアのスキルは問われないのでご安心ください。

実際にコースが始まって感じますが、「PC完全初心者!」みたいな方はいません。

全員それなりにPC操作やタイピングがスムーズです。

授業を滞らせないために、ここはある程度ラインがあるのだと思います。

 

欠席せず通い続ける勤勉さ

基本的に、職業訓練校において「欠席は認められません」。

厳しく感じますが、これは説明会の段階から何度も言われます(笑)

スケジュールの兼ね合いとも相談して、訓練を優先できるか確認しておくと良いでしょう。

 

 

職業訓練校の面接前にやっておくべき対策

 

志望理由の明確化

WEBデザイナーになりたい」「ホームページやサイトを作成できるようになりたい」「WEB業界に転職したい」様々な理由があるかと思いますが、そこからさらに深堀してみましょう。なぜ、自分がこのコースに参加したいのか素直に言葉にできれば問題ありません。回答例も参考にしてみてください。

 

コースの説明会に参加する

面接の前に2回ほどに分けて、コースの説明会が訓練校にて行われます。

そこで詳しく、「勉強できる内容」や「求める人材」について話があります。

質問もできますので是非参加してみましょう。

(これは完全に噂ですが…ここへの参加で加点があるとかないとか…)

 

コースの学習内容について理解しておく

面接での質問内容の項目で分かる通り、「何を学びたいのか」よく聞かれます。

自分の学びたい内容と訓練校で学べる内容に齟齬が無いよう、事前リサーチはしっかりしておきたいです。

 

基本的なタイピングスキルを身に着けて置く

適性検査がありますので、「タイピング」「フォルダへの保存方法」が不安な方は練習しておくと良いでしょう。ただ上級スキルを求められるわけでは無いので、ここで時間を使うよりは面接で自分の意思を伝えられるように自己分析やリサーチを行うことに注力した方が良いと筆者は思います。

 

 

WEBデザイナー職業訓練校に合格して、スキルを身に着けよう

いかがでしたか?

倍率が高いと噂のWEBデザイナー職業訓練校ですが、「本気で学びたい意思」があれば合格できます。

何もしないで挑むより、こちらの記事を参考にして挑んでいただければと思います!

皆様の合格を願っております!

 

そもそも、訓練校に入った後がどんな感じなのか気になる!という方は

こちらの記事もご覧ください。

コースの内容や年齢層・1日のスケジュールなどを記載しています。

ichi-web-blog.hatenablog.com

 

 

第二新卒で職業訓練校のWEBデザイナー講座に通うのは、アリ?ナシ?

こんにちは。

第二新卒】WEB NOTEです。

社会人2年目にして会社を退職し、

WEB人材として活躍することを目指し職業訓練校に通う筆者が、

同世代はもちろんのこと、未経験だけどWEB業界に転身したいすべての方向けに記事をお届けいたします。

 

今回は、「第二新卒職業訓練校のWEBデザイナー講座に通うのは、アリ?ナシ?」というテーマでお届けします。

 

下記のような悩みをお持ちではありませんか?

  • 新卒で入った会社を辞めた
  • 職業訓練校が気になっている
  • 第二新卒でWEB系に転職したい
  • 第二新卒がスキルを身に着ける方法を知りたい

 

第二新卒での転職を成功させるために、職業訓練校でリスキリング(改めてスキルを身に着けること)はおすすめです。

是非、気になる項目から読み進めてみてください。

 

現在、筆者は絶賛通学中なので最新の実録となっています。

 

 

職業訓練校とは

職業訓練とは「失業している状態の人・就職活動中の人が、就職のために役立つスキルを身に着けるために通学できるシステム」のことです。

なんと、厚生労働省が行っている公的な制度なのです。

(その名も、ハロートレーニング)

驚くべきポイントは、こちらの職業訓練…一部例外はありますが

「無料」で勉強させてもらえるんです!

 

勉強方法が分からない…

勉強したいけどお金をかけるのは…

という方にピッタリの制度ですね。

民間のスキルを身に着けられる学校の場合は、おおよそ数十万はかかってくるものと

思われます。そのハードルを乗り越えて勉強ができる機会なのでありがたいです。

 

受講内容や制度の種類がいくつかあるので、気になる方は詳細を

厚生労働省のリンクをチェックしてみてください。

ハロートレーニング|厚生労働省

 

さて、今回の記事ではその中でも筆者の通っている「WEBクリエーター養成科」の内容を詳しくお伝えしていきます。

職業訓練校のWEBデザイナー講座で学べる内容

筆者が受講しているコースは、厳密にいうと名称自体は「WEBクリエーター養成科」というものです。(内容としては、WEBデザイン関連の内容+マーケティング的内容といった感じです。)

 

大枠としてこちらの内容です。

(順番は習う順)

  • HTML…「そもそもHTMLとは」という所から、コーディングの基礎を実践してサイト制作を学びます。
  • SEO(ライティング)…SEOそのものについて学んだ上で実際にライティングも実践します。
  • 表計算…四則演算・関数・グラフなど一般的に使用される範囲を学びます。
  • CSS…HTMLで作成したサイトに、色やフォント等を設定するための言語を学びます。
  • word press…サイトを制作することができるソフトウェアの使い方を学びます。
  • photoshopphotoshopを使って、画像編集やバナーの作成を行う予定です。

 

そのほか、適宜WEB業界でよく使用されているアプリケーションやシステムの紹介や使い方の講義がありますので、非常に実践的な内容を学ぶことができます。

 

職業訓練校のWEBデザイナー講座の1日のスケジュール

 

WEBデザイナー職業訓練校における1日のスケジュールについては、

学校にもよりますが筆者が通っている学校のスケジュールは、下記の通り。

 

1コマ目 10:20-11:10
2コマ目 11:20-12:10
お昼休憩 12:10-13:00
3コマ目 13:00-13:50
4コマ目 14:00-14:50
5コマ目 15:00-15:50
6コマ目 16:00-16:50

授業時間

1コマ(50分)×6コマが1日の流れです。

各コマごとに科目が分かれているのでは無く、

その日ごとに科目が決まっているので、

時間区切りで同じ教科書を連続で使って勉強を進めていきます。

 

各コマの休み時間

各コマの間は10分間の休憩時間で、大体皆トイレに駆け込みます(笑)

直前の授業でやった内容を続けて復習している人、隣の席の人とお喋りしている人、先生に質問している人、スマホを触っている人など様々です。

10分は本当にあっという間で、喋っていたらトイレに行けなかった…等もありますので

タイムマネジメントにも気を付けています。

 

お昼休憩

2コマ目と3コマ目の間にお昼休憩があります。

こちらは授業時間と同じく50分です。

職業訓練校は時間厳守であるため、お昼休憩で次の授業が遅刻…等はNGです。

そのため、大半の人がお弁当やコンビニで買ったものを持参し、教室で食べています。

(喋っている人も、一人で黙々と食べる人もいるので、どんな感じでも不自然ではないです。)

気分転換のため、外食をする人や持ってきたお弁当を近くの広場で食べている人もいます。

時間に気を付けつつ、自由に過ごすことができるのでちょうど良いです。

 

WEBデザイナー講座にはどんな人が多いのか

年齢層

年齢層はバラバラで幅広いです。

筆者は第二新卒にあたる社会人2年目で24歳なので、

年上だらけなのでは…と少し不安でしたが

意外と同世代もいます。(やはり少数派ではありますが)

分布としては、20代1割・30代3割・40代3割・50代3割といった感じです。

学ぶ内容は同じでも、年齢層によって情報ソースの違いや就職に対するビジョンの違いがあります。だからこそ、同世代とも違う世代とも話すことで良い刺激になっているように思います。

 

属性

属性としては、退職後に方向転換を考えている人・紙媒体のデザインからIT系のデザインに転換したい人・リモートワークを目指す主婦の人など様々です。

多少の差はあれど、ほぼ全員が未経験スタートになりますので

知っている情報を交換し合っています。

訓練開始時は、あまり関わり合わない雰囲気がありましたが

2週間ほど経った今は、結構仲良く話しています。

LINEグループもあるくらいで、筆者の経験で例えるならば

留学した際の語学学校に近い雰囲気があります…(笑)

 

職業訓練校のWEBデザイナー講座に第二新卒で通うメリットとデメリット3選

メリット

学ぶ範囲が広いので道を狭めることなくキャリアを選べる

WEBデザイナー講座は、「WEB業界に必要な基礎知識を網羅した内容」となっているため、「WEBデザイナー」「コーダー」「WEBライター」に必要なスキル全てを学ぶことができます。(※WEBエンジニアを目指す場合は少し違うかもしれません)

いきなりどの職種を目指せばいいか分からない…という方は、訓練期間中に実践しながら自分はどの方面に進みたいか考えながら取り組むことができます。

早い段階でキャリアの方向転換ができる

第二新卒の転職活動の手段は様々ですが、「前職の経験を活かして…」というパターンになることも多いのではないでしょうか?

筆者も、前職は営業職だったのでクリエイティブ職への転職がかなり難しい状況でした…。

しかし、「WEBデザイナーを目指して訓練校に通った」という転身のための具体的な行動をとり、学んで身に着けたスキルはかなりの武器になります。

第二新卒は、キャリアの選択肢もかなり豊富です。

訓練校で、就職活動の武器を手に入れて転職を成功させましょう。

ポートフォリオを作成できる

WEBデザイナー」や「WEBライター」として就職活動を行う際、履歴書と併せて「ポートフォリオ」の提出を求められることがほとんどです。

ポートフォリオとは、自分が作ったサイト等の「作品集」のことです。

企業サイドも、採用する人間がどの程度スキルがあるのか、何をクリエイト出来る人間なのか…確認する必要があるのですから、当然ですね。

このポートフォリオ、独学で作るのは非常に難しいです…!

職業訓練校のWEBデザイナー講座では、コースの後半で「ポートフォリオ作成」の授業が複数あります。通学中を通して、基礎スキルを学び、最後に集大成としてポートフォリオを創るんですね。

授業の成果物にもなるし、就職活動にも使えるし…一石二鳥です。

デメリット

学ぶ範囲が幅広くてキャリアに迷ってしまう

メリットとも表裏一体になりますが、WEBデザイナー講座は「WEB業界に必要な基礎知識を網羅した内容」となっているため、「WEBデザイナー」「コーダー」「WEBライター」に必要なスキル全てを学びます。選択肢を狭められることはありませんが、逆に「決め切れない…」という問題や「広く浅くてわかりづらい…」といった状況が生じる可能性があります。

受身で学ぶのではなく、「自分はどの方向が向いているかな?」と考えながら受講し、

「WEBライター」に関心があるのであれば先んじてブログ記事を執筆してみる…等のアクションを起こしてみることで解決できそうです。

普通に会社勤めしている友達から見ると異質

学校にもよりますが、筆者の通っている所は「週2-3日」の通学なので

土日+平日の2-3日が休みです(笑)

大学生のような完全なる学生でもなければ、会社員でもない状況なので

「何してるの…?」とは思われがちかもしれません。

しかし、目標を持って通学しているのですから、堂々としていれば問題ありません。

むしろ筆者の場合は、「そんな制度があるの知らなかった…!」と羨ましがられることの方が多いです。人生の中で、「職業訓練校に通う」時間はそう長くありません。大変貴重なこの時間をめいいっぱい過ごしましょう。

 

ハローワークの指定来所日も含めると拘束時間が長い

職業訓練校は冒頭で述べた通り、厚生労働省が行っている公的制度です。

そしてその手続きはハローワークが管轄しているため、通学中は

月に1回、指定された日にハローワークに足を運ばなければいけません。

通学状況や就職活動状況、人によっては給付金についての話をします。

原則、日付は変えられないので全てのスケジュールにおいて

この指定来所日も含む職業訓練校関連を優先させることになります。

まあ丸々1日かかるわけでもないので、そこまで負担では無いと筆者は捉えています。

 

まとめ

今回は、「第二新卒職業訓練校のWEBデザイナー講座に通うのは、アリ?ナシ?」というテーマをお届けいたしました。

結論としては、「有り!」というのが筆者の意見です。

 

WEB業務をする上で必要な基礎知識を習得できるので

WEBデザイナー」「WEBライター」「コーダー」「ECサイトの担当者」「WEBマーケター」など多種多様な職種を視野に入れられるようになります。

第二新卒は歓迎されることも多いとはいえ、

異業種・異業界からの転身という場合は、関連する基礎知識がある方が優遇されるでしょう。

また就職活動の際に必要な「ポートフォリオ」を作成できるのも大きなポイントですね。

是非、第二新卒で良い会社とマッチングするための、自分の武器として

職業訓練校に通い、スキルをゲットしてみてください。

 

私も頑張ります。