【第二新卒】WEB NOTE

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第二新卒で職業訓練校のWEBデザイナー講座に通うのは、アリ?ナシ?

こんにちは。

第二新卒】WEB NOTEです。

社会人2年目にして会社を退職し、

WEB人材として活躍することを目指し職業訓練校に通う筆者が、

同世代はもちろんのこと、未経験だけどWEB業界に転身したいすべての方向けに記事をお届けいたします。

 

今回は、「第二新卒職業訓練校のWEBデザイナー講座に通うのは、アリ?ナシ?」というテーマでお届けします。

 

下記のような悩みをお持ちではありませんか?

  • 新卒で入った会社を辞めた
  • 職業訓練校が気になっている
  • 第二新卒でWEB系に転職したい
  • 第二新卒がスキルを身に着ける方法を知りたい

 

第二新卒での転職を成功させるために、職業訓練校でリスキリング(改めてスキルを身に着けること)はおすすめです。

是非、気になる項目から読み進めてみてください。

 

現在、筆者は絶賛通学中なので最新の実録となっています。

 

 

職業訓練校とは

職業訓練とは「失業している状態の人・就職活動中の人が、就職のために役立つスキルを身に着けるために通学できるシステム」のことです。

なんと、厚生労働省が行っている公的な制度なのです。

(その名も、ハロートレーニング)

驚くべきポイントは、こちらの職業訓練…一部例外はありますが

「無料」で勉強させてもらえるんです!

 

勉強方法が分からない…

勉強したいけどお金をかけるのは…

という方にピッタリの制度ですね。

民間のスキルを身に着けられる学校の場合は、おおよそ数十万はかかってくるものと

思われます。そのハードルを乗り越えて勉強ができる機会なのでありがたいです。

 

受講内容や制度の種類がいくつかあるので、気になる方は詳細を

厚生労働省のリンクをチェックしてみてください。

ハロートレーニング|厚生労働省

 

さて、今回の記事ではその中でも筆者の通っている「WEBクリエーター養成科」の内容を詳しくお伝えしていきます。

職業訓練校のWEBデザイナー講座で学べる内容

筆者が受講しているコースは、厳密にいうと名称自体は「WEBクリエーター養成科」というものです。(内容としては、WEBデザイン関連の内容+マーケティング的内容といった感じです。)

 

大枠としてこちらの内容です。

(順番は習う順)

  • HTML…「そもそもHTMLとは」という所から、コーディングの基礎を実践してサイト制作を学びます。
  • SEO(ライティング)…SEOそのものについて学んだ上で実際にライティングも実践します。
  • 表計算…四則演算・関数・グラフなど一般的に使用される範囲を学びます。
  • CSS…HTMLで作成したサイトに、色やフォント等を設定するための言語を学びます。
  • word press…サイトを制作することができるソフトウェアの使い方を学びます。
  • photoshopphotoshopを使って、画像編集やバナーの作成を行う予定です。

 

そのほか、適宜WEB業界でよく使用されているアプリケーションやシステムの紹介や使い方の講義がありますので、非常に実践的な内容を学ぶことができます。

 

職業訓練校のWEBデザイナー講座の1日のスケジュール

 

WEBデザイナー職業訓練校における1日のスケジュールについては、

学校にもよりますが筆者が通っている学校のスケジュールは、下記の通り。

 

1コマ目 10:20-11:10
2コマ目 11:20-12:10
お昼休憩 12:10-13:00
3コマ目 13:00-13:50
4コマ目 14:00-14:50
5コマ目 15:00-15:50
6コマ目 16:00-16:50

授業時間

1コマ(50分)×6コマが1日の流れです。

各コマごとに科目が分かれているのでは無く、

その日ごとに科目が決まっているので、

時間区切りで同じ教科書を連続で使って勉強を進めていきます。

 

各コマの休み時間

各コマの間は10分間の休憩時間で、大体皆トイレに駆け込みます(笑)

直前の授業でやった内容を続けて復習している人、隣の席の人とお喋りしている人、先生に質問している人、スマホを触っている人など様々です。

10分は本当にあっという間で、喋っていたらトイレに行けなかった…等もありますので

タイムマネジメントにも気を付けています。

 

お昼休憩

2コマ目と3コマ目の間にお昼休憩があります。

こちらは授業時間と同じく50分です。

職業訓練校は時間厳守であるため、お昼休憩で次の授業が遅刻…等はNGです。

そのため、大半の人がお弁当やコンビニで買ったものを持参し、教室で食べています。

(喋っている人も、一人で黙々と食べる人もいるので、どんな感じでも不自然ではないです。)

気分転換のため、外食をする人や持ってきたお弁当を近くの広場で食べている人もいます。

時間に気を付けつつ、自由に過ごすことができるのでちょうど良いです。

 

WEBデザイナー講座にはどんな人が多いのか

年齢層

年齢層はバラバラで幅広いです。

筆者は第二新卒にあたる社会人2年目で24歳なので、

年上だらけなのでは…と少し不安でしたが

意外と同世代もいます。(やはり少数派ではありますが)

分布としては、20代1割・30代3割・40代3割・50代3割といった感じです。

学ぶ内容は同じでも、年齢層によって情報ソースの違いや就職に対するビジョンの違いがあります。だからこそ、同世代とも違う世代とも話すことで良い刺激になっているように思います。

 

属性

属性としては、退職後に方向転換を考えている人・紙媒体のデザインからIT系のデザインに転換したい人・リモートワークを目指す主婦の人など様々です。

多少の差はあれど、ほぼ全員が未経験スタートになりますので

知っている情報を交換し合っています。

訓練開始時は、あまり関わり合わない雰囲気がありましたが

2週間ほど経った今は、結構仲良く話しています。

LINEグループもあるくらいで、筆者の経験で例えるならば

留学した際の語学学校に近い雰囲気があります…(笑)

 

職業訓練校のWEBデザイナー講座に第二新卒で通うメリットとデメリット3選

メリット

学ぶ範囲が広いので道を狭めることなくキャリアを選べる

WEBデザイナー講座は、「WEB業界に必要な基礎知識を網羅した内容」となっているため、「WEBデザイナー」「コーダー」「WEBライター」に必要なスキル全てを学ぶことができます。(※WEBエンジニアを目指す場合は少し違うかもしれません)

いきなりどの職種を目指せばいいか分からない…という方は、訓練期間中に実践しながら自分はどの方面に進みたいか考えながら取り組むことができます。

早い段階でキャリアの方向転換ができる

第二新卒の転職活動の手段は様々ですが、「前職の経験を活かして…」というパターンになることも多いのではないでしょうか?

筆者も、前職は営業職だったのでクリエイティブ職への転職がかなり難しい状況でした…。

しかし、「WEBデザイナーを目指して訓練校に通った」という転身のための具体的な行動をとり、学んで身に着けたスキルはかなりの武器になります。

第二新卒は、キャリアの選択肢もかなり豊富です。

訓練校で、就職活動の武器を手に入れて転職を成功させましょう。

ポートフォリオを作成できる

WEBデザイナー」や「WEBライター」として就職活動を行う際、履歴書と併せて「ポートフォリオ」の提出を求められることがほとんどです。

ポートフォリオとは、自分が作ったサイト等の「作品集」のことです。

企業サイドも、採用する人間がどの程度スキルがあるのか、何をクリエイト出来る人間なのか…確認する必要があるのですから、当然ですね。

このポートフォリオ、独学で作るのは非常に難しいです…!

職業訓練校のWEBデザイナー講座では、コースの後半で「ポートフォリオ作成」の授業が複数あります。通学中を通して、基礎スキルを学び、最後に集大成としてポートフォリオを創るんですね。

授業の成果物にもなるし、就職活動にも使えるし…一石二鳥です。

デメリット

学ぶ範囲が幅広くてキャリアに迷ってしまう

メリットとも表裏一体になりますが、WEBデザイナー講座は「WEB業界に必要な基礎知識を網羅した内容」となっているため、「WEBデザイナー」「コーダー」「WEBライター」に必要なスキル全てを学びます。選択肢を狭められることはありませんが、逆に「決め切れない…」という問題や「広く浅くてわかりづらい…」といった状況が生じる可能性があります。

受身で学ぶのではなく、「自分はどの方向が向いているかな?」と考えながら受講し、

「WEBライター」に関心があるのであれば先んじてブログ記事を執筆してみる…等のアクションを起こしてみることで解決できそうです。

普通に会社勤めしている友達から見ると異質

学校にもよりますが、筆者の通っている所は「週2-3日」の通学なので

土日+平日の2-3日が休みです(笑)

大学生のような完全なる学生でもなければ、会社員でもない状況なので

「何してるの…?」とは思われがちかもしれません。

しかし、目標を持って通学しているのですから、堂々としていれば問題ありません。

むしろ筆者の場合は、「そんな制度があるの知らなかった…!」と羨ましがられることの方が多いです。人生の中で、「職業訓練校に通う」時間はそう長くありません。大変貴重なこの時間をめいいっぱい過ごしましょう。

 

ハローワークの指定来所日も含めると拘束時間が長い

職業訓練校は冒頭で述べた通り、厚生労働省が行っている公的制度です。

そしてその手続きはハローワークが管轄しているため、通学中は

月に1回、指定された日にハローワークに足を運ばなければいけません。

通学状況や就職活動状況、人によっては給付金についての話をします。

原則、日付は変えられないので全てのスケジュールにおいて

この指定来所日も含む職業訓練校関連を優先させることになります。

まあ丸々1日かかるわけでもないので、そこまで負担では無いと筆者は捉えています。

 

まとめ

今回は、「第二新卒職業訓練校のWEBデザイナー講座に通うのは、アリ?ナシ?」というテーマをお届けいたしました。

結論としては、「有り!」というのが筆者の意見です。

 

WEB業務をする上で必要な基礎知識を習得できるので

WEBデザイナー」「WEBライター」「コーダー」「ECサイトの担当者」「WEBマーケター」など多種多様な職種を視野に入れられるようになります。

第二新卒は歓迎されることも多いとはいえ、

異業種・異業界からの転身という場合は、関連する基礎知識がある方が優遇されるでしょう。

また就職活動の際に必要な「ポートフォリオ」を作成できるのも大きなポイントですね。

是非、第二新卒で良い会社とマッチングするための、自分の武器として

職業訓練校に通い、スキルをゲットしてみてください。

 

私も頑張ります。